伝統文化学術探訪会

1 定例探訪会

 講座開設から視点、古都京都には独特の食文化が生まれ育っており、今でこそ京料理が世界遺産に登録されて脚光を浴びていますが、私たちはそれ以前に食文化の重要'性を説いていました。この講座では文字文化だけでなく食文化にも焦点をあてました。
 平成18年4月19日に初回「渡来人の実力者 秦氏の遺跡を訪ねる」を催行して以来、平成28年6月で60回(番外を含めると66回)を数えます。

・令和2年現在も年3回程度の探訪会を実施しています。

京都の伝統文化学術探訪の開設のいきさつ


                       講師 大國義一

 京都の伝統文化学術探訪は宇佐美公有氏が日本文字文化研究所の活動の一環として、会員の皆さんに京都をより深く知ってもらう機会を作りたいとかねがね考えておられたことに端を発しています。
 京都は平安京遷都以後、千年以上に亘って政治や文化の中心でした。首都が他所に移り政治の中心から少し遠ざかっても、文化は日本の中枢としての役割を担い続けてきました。京都の歴史や文化を知ることによって日本の歴史や文化をかなり知ることが出来ると言っても過言ではないでしょう。
 京都の歴史や文化を通りいつぺんの観光に留めず、少し学問的に掘り下げて現地探訪講座を開設して欲しいと宇佐美公有氏は初対面の私に頼まれました。意気投合した私は喜んでお引き受けしました。
 学生時代、私はご縁があって村山高先生(阪急診療所長、村山リウさんの夫君)、犬養孝先生(大阪大学教授)、中根金作先生(大阪芸術大学学長)など数多くの先生方に歴史や文化に関わる現地に連れていってもらい、そこでお話しを伺いました。
 中でも犬養孝先生には多く感化を受けました。菖葉集の歌を理解しようとする時、歌詠みはどのような心境で歌を詠んだのかを考えることが肝要である。さらに私達が同じような情況を追体験し、肌で感じることが大切であることを教わりました。それは万葉歌だけではなく、人が作り出した文化遺産の全てについて言えることだと思います。


第1回「渡来人の実力者秦氏の遺跡を訪ねる」
第2回「平安京の名残り」 
第3回「桃山文化の粋に触れる」 
第4回「比叡山のお山めぐり」 
第5回「送り鐘・送り火」 
第6回「鞍馬から貴船へ」 
第7回「寺の内の寺々」 
第8回「鷹ヶ峰の秋」 
第9回「華頂山麓の古社寺」 
第10回「平安京の名残り」
第11回「京の名庭を訪ねて」
第12回「深草の史跡」
第13回「御室から衣笠へ」
第14回「洛北の借景庭園と上賀茂神社」
第15回「新緑の嵯峨野散策」
第16回「京の名庭を訪ねて」
第17回「東本願寺と東山の寺々」
第18回「一乗寺の風光を愛でる」
第19回「醍醐から日野へ」
第20回「伏見稲荷大社と東福寺の秋
第21回「相国寺と下鴨神社の文化財」
第22回「宇治を散策する」
第23回「洛南の史跡とにごり酒」
第24回「北野界隈の神々たち」
第25回「新緑の嵐山を散策する」
第26回「木幡周辺の史跡(萬福寺から三室戸寺まで 」
第27回「洛東南禅寺界隈を巡る 」
第28回「晩秋の大原を訪ねる 」
第29回「大津京を訪ねる 」
第30回「園城寺(三井寺)と大津市歴史博物館 」
第31回「石山寺と蘆花浅水荘」
第32回「坂本の古社寺」  
第33回「新緑の嵯峨野を巡る」
第34回「寺町を歩く」
第35回「山科を散策する」
第36回「松ヶ崎から三宅八幡へ」
第37回「東山の史跡を尋ねて」
第38回「京都御苑と二條城 」
第39回「上賀茂・西賀茂の史跡 」
第40回「西山の秋を賞でる」
第41回「哲学の道」
第42回「桃山陵と伏見の町」
第43回「山科の史跡探訪」  
第44回「大原野の秋」
第45回「平安宮(大内裏)と周辺の史跡 」
第46回「樫原から松尾」
第47回「北野界隈の寺」
第48回「東山南禅寺界隈の秋」
第49回「仁和寺拝観と八十八ヶ所霊場めぐり」
第50回「町中の小さな博物館めぐり」
第51回「島原の角屋と西本願寺書院見学」
第52回「長岡の秋」
第53回「真宗3本廟と東山の社寺」
第54回「西陣織と西陣の寺」
第55回「京田辺の史跡・文化財探訪」
第56回「洛北の史跡・文化財と紅葉」
第57回「町中のユニークな博物館」
第58回「鷹峰芸術村の秋」
第59回「新緑の嵯峨野を訪ねる」
第60回「東山高台寺と博物館」

 

2 特別探訪会

日本の歴史と文化学術探訪「高野詣」

会員の皆さんの強い要望に応え、故 宇佐美公有氏が企画
しやっと実 現しました。

訪問日   平成27年7月11日(土)・12日(日)
訪問先   高野山 奥の院、金剛峯寺、霊宝館、
     伽藍諸堂、明王院(赤 不動参拝)
宿泊先   高野山 別格本山 宿坊 一乗院  
     和歌山県伊都郡高野町高野山606
行  程  往復路、貸し切りバス